新しいオペラグラスを使ってみました。
新しいオペラグラスを買ったので。 - riizの日記
新しいオペラ(ビクセン ニューアペックスHR 10×28)を、えいやっ!と購入した話の続きです。
- どこから観たの?
2階B席12列でした。東宝のB席の中では一番前(A席寄り)。
以下の感想は原則この座席位置から観た場合のものとご了承ください。
- 8倍と10倍って実際どのくらい見える大きさ違うの?
なので、8倍から10倍になったからといって「めちゃくちゃ大きく見える!」ってわけではないです。
- 公演中の見え方はどうだったの?
視界は、群舞でいうなら、8倍だと視界センターに入れた方+周り4人くらいが入ってくる感じ(つまりそれだけ「引き」のアングル)で、10倍だとセンター+周り2人くらいかな。
8倍は大きく見つつも周りの動きを視界に捉えやすい一方で、表情の機微は見にくい。
10倍は視界が狭くなるゆえ周りの動きを捉えにくい一方で、表情の機微はしっかり見えます。
ていうか
沼が広がります(真顔)
花組って、宝塚5組中、私としては回数観てない方というか、詳しくない組なんですよ。
なのに昨日はオペラのせいなのか、奥にいる下級生(入団年次の若い出演者)に目がいって目がいって……(オペラのせいではないかもしれないけれど)。
表情が大きく見えたせいなのか何なのか、和太鼓(2幕のショーで和太鼓叩く演出がありまして)叩く下級生の一生懸命なイキイキとした顔を見ていたら、なんだか子供の発表会を観にきた親のような気持ちになって、泣きました←
親じゃないし。年齢そんな変わらないし。自分でもよく分からない。
まぁ下級生の話は置いといて、お化粧とかお衣装の細部もよく見えます。
昨日はカリスタ(お芝居)の終盤、みりおとキキちゃんがガッと抱擁した後、またもキキちゃんの髪の毛がみりおのベストのボタンに絡まっているのがよく見えましたしね(すぐ解けてました)。
- 対物レンズ口径にこだわってたけど、暗いところも明るく見えたの?
またレンズコーティング的にも、色鮮やかに立体的な像が得られているはずです。
ただ、舞台端のほぼほぼ照明を受けていないような場所まで明るく見えるわけではないです。
そこすら見ようと思ったら、たぶん天体観察用のオペラが必要(10×42とか)。重すぎて心折れるし、超目立ちます。
目立ちすぎて、舞台上の組子からは目に留まりやすいでしょうけどね(色んな意味で)。
そうだなあ、舞台前方でロケットがやっている中、次の燕尾群舞のために大階段を降りてくる男役の表情はハッキリ見えますかね(分かりにくい)。
好みかもしれないけど、ビクセンのニューアペックスの方が一度調節した後で動いてしまうことは少ないかもしれない。
ニューアペックスも小型軽量なので、その付属のストラップでも問題はないんですけどね。
あとレンズを守るキャップ。
ニューアペックスは対物・接眼レンズの計4カ所分付属してました。守れるのはいいけど、取り外し面倒だし失くしそうです(それは私のせいだ)。
スポーツスターは接眼部だけです。
- 注意点
つまり、舞台・出演者から4m以内の場所からこのニューアペックスHR 10×28で見ようとした場合、ピントが合わないのでご注意を。
「そんな4m以内の位置から10倍のオペラなんて使わねーよ」って思われるかもしれません。
ただ私は東京宝塚劇場1階3列でもオペラを持って行った女なので………(そして使った)
と、こんな感じかな。
新しい10倍のオペラを買いましたが、以前の8倍のものも並行して使っていく予定です。前方席で10倍は大きすぎるからね。