沼に落ちて。

ほぼ100%宝塚

A-EN MOONRISE

こんばんは。
あっという間に舞音初日がすぐそこに控えていて、月日の流れの早さをこれでもかと感じております。

このブログのA-EN関連記事も、1幕「PROM LESSON」のストーリーを思い出しながら書き散らかしておいて保健室の場面までという、やりっぱなし感のひどさ。笑

もう需要もあまりないでしょうし、肝心の私の記憶も薄れてきているしで今更なんですけど、それでもやはり2幕のショーに触れずに終わるのはなんだかな、と思ったので、つらつらと書き残しておきます。

あーさverを7回観た一方、ありverは1回しか見ていないので基本あーさverの話をします。


Midnight Show A-EN MOONRISE


2幕ショーの正式タイトル。月組WS公演ということで月にちなんだ曲を多く集め、オリジナル曲「A-EN MOONRISE」も夜/月をテーマにした歌詞でしたね。
「Midnight Show!?何それアヤシイ感じのショー!?(((o(*゚▽゚*)o)))」と発表当初テンション上がったわけですが、まあそういう一貫した世界観があったわけではなかったですね。

まあ、あーさverの方は不思議と「Midnight Show」の名に相応しい場面が多かったように思いますけどwww(紫軍服にムチ装備の場面とか)

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  • A-EN 1st MOONRISE -prologue-
♪Let Me Be Your Star
濃い青っぽいライトが照らすステージ。正面天井付近より、白い羽根のような上着を着て月を模したゴンドラに乗ってあーさ登場。
歌は「会いたくて/側にいたくて/今ここに来たんだ」…というようなフレーズはあったはず。
歌いながらゴンドラは下降、ステージに降りたち上手下手へ移動しながら歌ってました。

出演者が20名しかいないのにも関わらず本公演ショーと同じ55分という構成のため、基本全員捌けてはまた出て、という「肉体の限界に挑戦」的な公演だったとは思うんですが、その最たるは当然ながら主演のあーさでした。
早替わりのために一時的に舞台から捌けても、それは本当に「早替わりのため」だけであって、8つに分かれた全場面においてセンターを務め、歌い踊るという。
本公演で主演を務めるトップスターですら、ひとつふたつは2番手・3番手に場面を任せることを考えたら、なんと過酷な。

…なぜこの話をいきなりしたかと言うと、その過酷なショーでも、あーさは全場面一定以上のレベルを持って歌いきっていたなあ、という記憶がありまして。初日付近と楽付近、複数回観劇したけれど、慣れない主演公演の中で喉を痛めているような様子はなかったですね。

ただ、その代わり毎回しんどそうだったのがこのオープニングww声量がよほど必要な曲だったんですかね、いつ観ても、(最後の方の「epilogue」よりも)「声が保たないなー頑張れー!」という感じで見守っておりました。

オープニング、娘役さんは白いドレスに白い長いヒラヒラした幅の広い布をはためかせて踊ってました。

♪to the STAGE
前曲終わりからライトが消えて娘役さんの陰になっている間に白い上着を脱ぎ、ポスターでも着ているあの青い衣装で登場。と同時に同じようなブルーの衣装に身を包んだ男役が出てくる(るねくんだったっけ?側転してたよね)。
「OK 光の中へ OK光の中へ」「全速力で駆け抜けろ/上昇気流を巻き起こせ」「信じる道を/光を浴びて」…というフレーズだったかな。

途中あーさ・まゆぽん・るねくんがステージ奥にある段上に上がる時があるんですが、その時の本舞台ゼロ番は佳城葵くんだったことはここにメモしておく。

♪Into You
原曲はGENERATIONS from EXILE TRIBE(ありちゃんverではこの曲ではなく、「マワレ ミラクル」という曲だったようですが、どちらもジャニーズとかアイドル系だったよう)。
溢れ出す強い想い 真っすぐ届けば
Love can be real 永遠になれる
Cause I’m just so into you
こんな感じの歌詞。
歌い始めの前にあのポスターの青いお衣装から上着を脱いで娘役さんに渡しますので、この場面は上半身シャツのみです。
あーさ・まゆぽん・るねくん(この3人がお芝居/ショーともにトップ〜3番手ポジ)、そして100期生の風間柚乃101期生の天紫珠李の5人のみのシーン(風間/天紫の2人はこの公演においてほぼ最下級生なのだけれど、実質4-5番手くらいの扱いでしたね。研2と研1にも関わらず)。

歌いながら、あーさは客席降り。下手通路→センターブロック1列目前→上手通路といった順番だったかな。

初日が1列目だったので、おそるおそる手を出し握手…というか手を包んで頂いた記憶があります。が、正直握手の記憶より、ポタリポタリとしきりなしに滴り落ちる彼女の汗が、眩しいほどのライトに照らされて輝いていた方が記憶に刻み込まれてるという。あれは綺麗だった……本当に綺麗だった。あまり言うと変態みたいですがそういう意味ではなく。笑

客席降りにおけるパフォーマンスは、初日こそ握手くらいだったんですが、まあ慣れて楽しくなってくるんでしょうねwww次第にエスカレートして、「立たせてハグ」「お客さんの持っていたタオルで汗を拭く」「お客さんのかけていたメガネを外す」「肘置きに腰掛け顔を近付けて歌う」「お客さんの持っていたウチワを持ってドヤ顔アピール」…等々のことはやっていたとのことwww

曲終わり、口元に人差し指と中指を立てて投げキスみたいなポーズを決めて暗転。リップ音は初日と楽はあったはずですが、途中はなかったこともありました。

  • A-EN 2nd BLUE MOON -Jazz-
♪My Heart Belongs to Daddy
はーちゃんメインの場面、かな。
お芝居でヴァイオラというヒロイン、相手役がハッキリと存在していたのとは一転、ショーには明確な「相手役」ポジションの娘役は存在しませんでした。ただ、どの娘役が一番活躍していて美味しかったかと言われれば、それは間違いなくはーちゃんこと晴音アキちゃん(ヴァイオラを演じていた紫乃小雪ちゃんは、2幕においては「その他大勢の娘役のひとり」でしたね)。

「パパより素敵な人と危険な恋をしたい」といった感じの曲で、セクシーなムード。
男役はハットにスーツ、娘役はドレス。色は全員茶系。椅子を使った演出あり。

♪Moondance
ステージ奥上段に、ピンスポットを浴びて白スーツ/白ハットのあーさ登場。中のシャツはスカイブルー。

全編ではないものの、英語詞部分あり。
まゆぽんの歌ソロに合わせてあーさ他男役の群舞。途中後ろの星那由貴くん?あたりから上手いことステッキがパスされてきて、途中からあーさのみステッキ持って踊ってました。
白ハットの下から覗く目と赤い唇、顎のラインがたまらなく好きでした……そして後ろから容赦なく当たる、目が眩むほどのライト。あれを浴び続けるのが真ん中なのですね。

このシーンの由貴くんが、Hamlet‼︎の時のまさおによく似てて綺麗だったなあ。

後半はほとんどの男役と娘役は捌けて、はーちゃんの歌をバックにあーさと風間くんのデュエダン。風間くんは黒ショートボブの鬘をつけた女装でした。
はーちゃんが最後あーさに言い寄るような?しなだれかかる仕草を見せながらもツレないあーさ。というより風間くん(FEMME FATALE)にもツンとして終わる。笑

♪The Way You Look Tonight〜Moondance(リプライズ)
「懐かしい子守唄/昔歌った/あの日の記憶が/今蘇る」とかだったかな?ステージにひとり残ったあーさがひとり歌いながら後ろに下がっていって暗転。

  • A-EN 3rd PINK MOON -Moon Medley-
♪Get Out And Get Under The Moon
♪Fly Me to the Moon
曲の流れが記憶の中で曖昧ですが、まず冒頭カーテン前にまゆぽんがひとり登場。黒いダービー帽に黒いジャケット、ビビットピンクのベスト、手には白手袋。ステッキ持ってたかな。可愛くコミカルな振付を少し踊った後、るねくん?と時ちゃん?とか2-3人が幕前に出てきて合流してたと思う。

♪Moon River
♪Papper Moon
ここも曲の流れ曖昧ですが、あーさの登場はおそらくMoon Riverからだった…と思う。
カーテンが上がり、ステージ奥にひとり背中を向けてポーズをとるあーさ。そこにピンスポが当たるもののすぐには前を向かずポーズを少し保ったまま見せ、ワンテンポおいてからクルッと振り返る。

この時の背中を向けたポーズが大好きでした。顔は全く見えないんだけど、指先まで神経を集中させてるのが白手袋越しに分かるような綺麗なポーズでね。ポーズ自体もお衣装と相まってどことなくミッキーっぽくてコミカルな可愛さで。

あーさのお衣装は、基本まゆぽんたちと同じ黒いダービー帽にビビットピンクのベスト、白手袋。ただし、あーさのみジャケットやダービー帽のピンクのリボン飾りにスパンコールがついていてキラキラ仕様。

後半時ちゃんをリフトしてましたがなかなかの安定感でした。スピードはそこまでなかったとは思うけれど。

  • A-EN 4th GOLDEN MOON -Latin-
♪Let's Get Loud
手拍子をしながら赤い照明の当たる幕前に出てくるのは、ギンギラお衣装のまゆぽんとはーちゃん、ジョーや春海ゆうくん他。曲調と共に会場のテンションが一気に高まる高まる!!
「Let's Get Loud/男も女も/関係なくなる」的な歌詞だったかな。
ここの見所はまゆはーの95期同期同士によるダンス。いわゆるデュエダンとは違う、セクシーな振付でドキドキしましたねー。まゆぽんなんてガッツリはーちゃんの胸撫でてましたしね(振付)。さすが同期。遠慮がない。はーちゃんも外巻き?っぽいロングの鬘が大人っぽくてセクシーで!歌の安定感はお墨付きだし、毎回ワクワクして観てたなあ。

♪Too Darn Hot
幕が上がると正面奥の階段に、ゴールドの全身総スパンコールお衣装に身を包んだあーさ。その周りには娘役を侍らせ……と思いきや、実は時ちゃんひとりを除いた他5人は男役の女装wwwww
ひかるくん・るねくん・佳城くん・朝陽くん・風間くんの5人の女装wwwww

「Too darn hot / It's too darn hot / 今夜はお前だけ/激しい熱に浮かれ」
「籠の中に閉じ込め/甘い言葉攻め/夜の果てまで追い詰めようか/Too… darn… hoooot!!!」

ちょっとスミレコードお仕事してくれるかな???

すんごい歌詞な。
これを周りに6人も侍らせて順々に耳元で囁くんですよ。そして囁かれた方は次々よろめくの(「甘い言葉攻め」のパートは佳城くんだった)。
hoooot!!!で階段からは降りて、そこからラテンでガシガシ踊ります。

♪Whenever, Wherever
原曲はShakira。公演後も原曲を聞いたりすることはほとんどしてないんですが、この曲だけは気に入ってiTunesでDLしました。
前場面から急に静かにしっとりした雰囲気となり、天紫くんとのデュエダンへ。歌は花陽みらちゃん。3人以外はいったん捌けてましたね。

「真夜中の砂浜に〜ふたりの身体」「ありのままでいられる/求め合えばなお狂おしく」「whenever,wherever/どこにいたってどんな時だって/ふたりはひとつ」
こんな感じのこれまたセクシーな歌詞に合わせて天紫くんと踊るんですけどね……この振付が本当にもうけしからなくて。

ただでさえ天紫くんはお衣装がピタッとしててお尻のラインが素敵なのに、あーさとふたり向かい合うようにして顔近付けてクネクネと…人差し指をあーさの顔〜体に這わすような?振りもしてたよね?

そしてトドメは「床になだれ込んでゴロンゴロンする」。時間は本当に一瞬ですけど、ふたりが上へ下へですよ?(言い方)
いきなり目の前でそんなアダルティな展開が繰り広げられたこちらの身にもなって頂きたい!!!!本当にいい加減にして欲しいですよね!!!←

場面終盤にリフト。男役の女装ということで体格はほぼ互角ですが、ここも安定感でブレもあまりなくグルングルン。

しかし天紫珠李くん研1ですよ!?ついこの間の1789ロケットが初舞台ですよ!?そこから半年足らず、このA-ENでいきなり女装させられて主演と2人きりのデュエダンとは……大変すぎて心中お察しするレベル。

♪Vida〜Waka Waka
ゴールドのお衣装に全身を包み、ポンポンを持った男役・娘役が沢山出てきて明るい場面へ。中央奥の階段から降りてくるまゆぽんのみポンポン無しで、歌いながらガシガシ踊る。
「君は僕が守るよ」的なフレーズがあって、「まゆぽんに守られたい!!」って毎回思ってました。両手で左右を指差す振付(ウサイン・ボルトの決めポーズっぽいやつ)が好きでした!

途中からあーさが舞台奥の段上に登場。大羽根…とまでは言えませんが、ラテンの!飾り羽根を!背負っている!!
体をめいいっぱい左右に動かし、アピール。そこから総踊り。客席降りもありました(あーさ他一部メンバーは本舞台)。

  • A-EN 5th VIOLET MOON -Tango-
引き続きスミレコードぶっちぎりターン。

♪Whatever Lola Wants
幕前に黒いゴシック風のお衣装の娘役が登場……ですがここも女装。るねくんです。鬘は黒のミディアムボブと赤毛のまとめ髪風?の2種類の日替わり。

「普通じゃ嫌なの/刺激欲しくて」「Kiss me Kiss me」と、かなーり物欲しげに歌うるねくん。振付も脚を開いたりとかなり扇情的というか。るねくんの左右にはナイトメアのはーちゃんと時ちゃんがいて羽扇を持って踊ってました(全身黒)。

♪夢の花すみれ
そして幕が上がり……舞台奥段上に据えてある椅子に脚を組み座っているのは、肩章はトゲトゲ、飾緒は鎖という装飾を施した紫の軍服に身を包んだあーさ。手には鞭。椅子の左右には薄いブラウス姿のPURE BOYの風間/天紫。

アコーディオンかな?の音に合わせて「今宵一夜の夢なれど…」と歌い始める前後に、このPURE BOYの首筋に口元を近付けるあーさ……ちなみに近付けるのは風間or天紫のどちらか片方で、日替わりのようでした。

歌いながら階段を降り、あーさセンターで群舞。男役は黒燕尾を着ていたので、振付もどことなくいつもの黒燕尾群舞っぽい感じでした。
その後、先ほどの物欲しげにしていたゴシックるねくんと組んで踊り、後ろに移動、階段を上りながら置いてある鞭を手にして椅子まで戻り椅子に座り、前にへたり込むように座った恍惚としたるねくんを鞭で捕縛するかのようなポーズをとり、ニヤリと笑って暗転……

だからスミレコードは!?

「夢の花すみれ」を作詞した白井鐡造先生もこんな風にこの曲が使われるとは思いもよらなかったでしょう…ww

なお、同じ「軍服」をテーマにした場面ですが、ありちゃんverは白い清らかな軍服で、真っ白なお衣装の娘役さんたちがお花のアーチを持って舞い踊り、「ザ・バレエ」的な雰囲気の中、ありちゃんがひたすら得意のピルエットでクルクル回る…という、真逆も真逆の演出になってて、バウホールで見た時はあまりの差にニヤニヤした。
「軍服」という同じテーマでここまで白黒異なる演出を当てがうとは。

  • A-EN 6th RED MOON -Spanish-
♪Le toréador(闘牛士)
まゆぽんが上手袖よりピンスポットを浴び登場、長めの歌ソロ。あーさ演ずる闘牛士への「秘めた思い」を歌う。
歌ソロが終わると幕が上がり、闘牛士に扮した男役と、フラメンコ風の赤いドレス姿の娘役が沢山。舞台中央には黒い闘牛士のお衣装のあーさが。ちなみにあーさ以外は全員赤でした。

まゆぽんからムレータ(闘牛士のあの赤いマント)を受け取ると、全身を使って翻すあーさ。なかなか綺麗で見事な布捌きだったなーと!手が離れるとか、そういったことは私が見る限りではなかったかな。
決めポーズを取ると同時に舞台奥からかなり強いライトが当てられ、倒れ込む。闘牛場で栄光に包まれながらも命落とした英雄……といったストーリーが、まゆぽんの歌によって綴られます。

ここのありちゃんverは「黒い鷲」。

  • A-EN 7th SILVER MOON -Epilogue-
♪Silver Moon
るねくんを中心に風間・天紫の3人による客席降りからスタート。
お衣装は紫のシャツにシルバーのベスト、パンツ。
るねくんは研6とは言えどこうやって場面の中心となり真ん中で歌うのは初めてだろうし、ましてや風間・天紫の2人なんて…!!歌い始めが客席からって、どれほど緊張したことだろう。しかし堂々とした歌いっぷり、なかなか上手だった印象です。

ここはなんと言っても本舞台で上手→下手へと天紫くんと立ち位置を交換する時の風間くんのウインク。少ししゃがみ込むのと合わせて、前列のお客様に確実に落としてましたね、あれは……恐ろしや恐ろしや。

♪ツキノミチ
原曲は確かジャニーズでしたか。音源化もほとんどされておらず、「知る人ぞ知る」曲だと小耳にした記憶があるんですが……それを選曲する野口先生ってつまりジャニオ(ry

あさまゆの同期コンビで舞台奥段上から階段を下りながら歌い始める。
お衣装はあさまゆで全く同じもので、星組の「Dear DIAMOND‼︎」オープニングで使われていたシルバーグレー/ターコイズブルーのようなジャケットとシャツのもの。襟にはスパンコール付。
月の道どこまでもついてくる長い影
憂鬱も連れて行くよ
明日に Lalalalala~
星の位置の音符で君に囁くメロディー
本当の愛情を求めては ねぇ、いけないの?
その後他のメンバーも出てきて合唱。
あさまゆのハグあり。千秋楽はやや長め?のハグにあーさがまゆぽんの背中パンパン叩いてましたね。
2人で揃って同じ振りを踊ったり……

  • A-EN 8th ETERNAL MOON -Finale-
♪epilogue
ツキノミチ歌い終わりであーさ以外は全員捌けまして、1曲丸々あーさひとりでステージに残り、ひとりで歌い上げます。
l'LL BE THERE FOR YOU
繰り返す旅の中 出会えた軌跡を
l'LL BE THERE FOR YOU
ずっと祈ってる 微笑みが絶えぬように
ステージにあーさひとり。
つまり、「今ここにいる500人の観客の視線のすべては朝美絢ただひとりに注がれている」
およそこの1年半前、New Wave! -月-を観に行った時のあーさを思い出しながら感慨に耽る場面でした。あの時、目立った少人数口に入るとこもなく、歌も全員で歌うようなところ以外はほとんどなかったあーさが、今同じ空間をひとりで埋めている…と。

舞台中央奥に捌けていく時は、ニコニコしながら指2本を額に当ててチョリース☆的な?仕草と共にウインク飛ばしてました。

♪A-EN MOONRISE(リプライズ)
オープニングの青いお衣装に戻り、全員で歌って踊って終演。
ここのサビの振付は、あーさverの千秋楽後ありちゃんがご挨拶で話したようですが、お客さんも一緒に踊って欲しいというような意図もあったようです。笑


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……はいここまででおおよそ7900文字です。読んで頂いた方お疲れ様でした。我ながら長すぎるにも程がある。

まあでもここまで来たら多少長くなってももう誤差だと思うので、もう少し。

A-EN、とっても豪華で贅沢な公演だったなあと。ワークショップなのに。主演のふたりや出演したメンバーにとってもそう経験することの出来ない公演という意味ではもちろん、ファンにとっても幸せすぎる公演でした。

まず「お芝居/ショーの2本立て」という点。ふつうは本公演以外にほとんどなく、その主演というのはトップしか出来ないものである。それを観られたこと。

さらに、そのショーが「本公演と同じ55分という長さと、本公演に準じた演出であった」こと。NWは「主な出演者」が複数いたこともあって、圧倒的センターがいたというよりは、順番にそれぞれのメイン場面をリレーしていくような感じだった。A-ENは主演がひとりであることが明らかで、さらに2番手3番手も基本的に明確にしてあったために綺麗な「ピラミッド」が成立、主演者はあのショーにおいて「圧倒的センター」であり、「トップ」だった。

また、「ゴンドラに乗って登場」「ピンスポットライトを浴びて登場」「総スパンコールに羽根を背負ったお衣装」……等、「トップの特権」と言うべき演出を彼女で観られたこと。

どれもこれも、本来トップスターでなければ叶えられないことばかり。2番手であろうが3番手であろうが、ショーの主演を務める姿なんていくら望んでも観られないものなのです。

それを観ることが出来た、幸せ。



A-EN、本当に楽しくて幸せな公演でした。
「ふたりのAはショースター」と見出し当て書きをして下さった野口先生、ありがとうございました。来年の星組ショーにて大劇場デビューですが、いつか月組本公演ショーの演出をぜひ。お待ちしております。

さて、これにて舞音を気持ちよく迎えたいと思います\(^o^)/
おしまい。